本サーバの OS を Debian 11 にアップグレード

去年の 11 月ぐらいにも別のサーバでテスト的に Debian 10 から Debian 11 にアップグレードしているけれど、Hard Freeze しているみたいなので、このサイトがホストされているサーバも Debian 10 から Debian 11 にアップグレードしました。

アップグレードのドキュメントに従って進めば特に重大な問題に直面することも無く進むことが出来ました。とは言え、いくつか細かい点は調整が必要です。

  1. バックアップを取る。
  2. Debian Security の sources.list の部分が変わっていたので、https://wiki.debian.org/NewInBullseye に従って修正。
  3. 下記コマンドを実行して最小アップグレードを行う。
    # apt update
    # apt upgrade --without-new-pkgs
  4. 最小アップグレード時に以下のファイルでメンテナの設定ファイルかローカルバージョンのファイルのどちらかを残すかを聞かれたので、ローカルバージョンを選択し、差分を取って必要に応じて修正。
    /etc/awstats/awstats.conf
    /etc/snmp/snmp.conf
    /etc/fail2ban/jail.conf
    /etc/sudoers
    /etc/default/opendkim
    /etc/opendkim.conf
    /etc/cron.daily/rkhunter
  5. 以下のコマンドを実行してフルアップグレードを行う。
    # apt full-upgrade
  6. フルアップグレード時に以下のファイルでメンテナの設定ファイルかローカルバージョンのファイルのどちらを残すかを聞かれたので、ローカルバージョンを選択し、差分を取って必要に応じて修正。
    /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
    /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
    /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
    /etc/dovecot/conf.d/15-mailboxes.conf
    /etc/dovecot/conf.d/20-imap.conf
    /etc/dovecot/conf.d/20-lmtp.conf
    /etc/sysctl.conf
    /etc/ssh/sshd_config
    /etc/snmp/snmpd.conf
    /etc/apache2/mods-available/mime.conf
    /etc/apt/apt.conf.d/50unattended-upgrades
  7. いくつかのパッケージは以前「php7.3-モジュール名」みたいな感じでバージョン指定してインストールしていたので、今回のアップグレード時に削除された。また、MariaDB も同様の理由で削除された (DB 自体は残っている) 。
    このため手動でインストールをする。
    # apt-get install mariadb-server php-json php-opcache php-readline php-xml
  8. PHP 7.4 の設定を PHP 7.3 時代の設定ファイルを参考にして修正・作成する。
  9. Apache の設定が PHP 7.3 に対しての設定なので、PHP 7.4 に対しての設定を行う。
  10. サーバを再起動する。

おおよそ 1.5 時間ぐらいで全ての作業を完了できました。今回は大変スムーズに行えたと思います。(年々アップグレードがしやすくなっている気がします)

WordPress の管理画面でも以下のように PHP7.3 で怒られることも無くなりました。

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