今期は「少女終末旅行」を観ている

今期アニメに関しては「少女終末旅行」の TV アニメーションを観ている。

※注意。以下ネタバレを含む。

放送開始後、ネット界隈で話題になっていたので、4, 5 話放送時点ぐらいのタイミングで、Hulu で配信されていたのを一気観。

最初は、まぁ、設定の割に表現があまり深刻度がなく、ゆるい感じで観ていたのだけれど、気になって原作既刊を一気読み、「少女終末旅行 | くらげバンチ」の公開分まで全部読んでしまったときの、大変深刻な状況。

本作の前半部分は、割と「死ぬ」と言うことが、「ああ、たまたま死ななかった」程度であまり逼迫した感じでの表現では描かれていないけれど、それは今の世の中が、「日常的な死」と言えば精神的な方が身近だからそう感じたのだろう。

そういえば、チトとユーリは、宗教的概念はあまり共感していない様だし、逆に精神的な死の方が共感しにくいかもしれないな。

ヌコの存在は最初に違和感を感じたのだが (だって、あの造形だし) 、弾薬を取り込むなど謎の行動をする上、彼らの成体が「熱的にな不安定なものを安定なものに変える」と言っている上、原子力潜水艦のミサイルを取り込んでいた事を考えると、核物質を安定な物質に変換する機械なのではとも思える。

無制限にそういう動きしているのも、都市を造った最初の文明が作り出した機械が暴走した結果なだろうか。

ヌコと都市の下層で信仰されていた宗教の像がそっくりなのは、最初に巨大都市を建造した文明が滅んだ後に、もはやそれがなんのために作られたのかわからなくなった人類が、その危険物を食する様な行動を見て、神かその使いと思ったとも考えられる。クラークの三法則の「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」そのものだ。

・・・

原作の 5 巻の段階で、もはや主人公の 2 人を除いて人類はおろか、他の生物はいないという衝撃的な状態で、現時点で Web 公開されている最新話でも都市の最上階と思われる明かりが見えた、と言うところであるけれど、果たしてそこには何があるのか、私はどうしても死しか考えられない。

あるいは、階段を上っている間に実は 2 人とも肉体的に死にかけていて、明かりに見えたのはあの世ではないかとも思えてしまうが、いずれにしても次話が公開される来年 1 月までは色々と想像がぐるぐる巡る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です