Raspberry Pi 2 Model B 買ってみました

今さらなのですが、Raspberry Pi 2 Model B を買ってみました。Debian GNU/Linux をベースとした Raspbian での設定メモです。

初期設定などは、公式ドキュメントや、公開されている情報などを参考にさせて頂きました。ちなみに、主に参考にさせて頂いたのは、以下のサイトです。

基本的な設定と、root ファイルシステムを外付け HDD で運用するための設定については、上記サイトを参考にさせていただき、設定が出来ました。ので、ほとんど書くことがないのですが、それ以外でなじみのある x86 系統の Debian とちょっと違うと言うところについて備忘録程度に記載します。

  • ip6tables をいきなり実行しても使用できない
    ipv6 モジュールを先に読み込んでおく必要がありました。
    # modprobe ipv6
    で OK ですが、再起動時に有効にさせる場合は、
    # echo ipv6 >> /etc/modules
    しておいた方が良いかもです。

  • カーネルの起動オプションで「elevator=deadline」が指定されている
    今回は、外付け USB-HDD で root ファイルシステムを運用するので、「/etc/rc.local」に「echo “cfq” > /sys/block/sda/queue/scheduler」を指定しています。デフォルト設定がなぜ「deadline」なのかはよくわかりませんが、microSD で運用するケースではこちらの方が適しているのでしょうか ?

  • Linux のカーネルは、rpi-update コマンドで行う。
    Linux カーネルはどうも apt で提供されているもので起動しているのではなく、rpi-update コマンドでアップデートできる。(apt-cache search linux-image するとカーネルパッケージが表示されるが、dpkg で調べるとそれらはインストールされていない)

  • ファイルベースで swap が確保されている
    こちらは、swapoff で該当 swap の利用を停止して、
    # apt-get autoremove –purge dphys-swapfile
    にて設定を解除しました。
    (今回は外付け USB-HDD に swap 領域を切ってそちらを利用したため)

  • /etc/fstab で UUID でディスクをマウントすると、マウントできるのだけど、起動時に警告が出た
    と言うことで、/dev/sda1 みたいな指定方法で /etc/fstab を記載しました。

  • rkhunter を実行すると「/usr/lib/arm-linux-gnueabihf/libcofi_rpi.so」について警告が出る
    これは「/etc/ld.so.preload」に該当ファイルを読み込む記述があるからですが、私はこのファイルについて特に問題ないものと思いましたので、「/etc/rkhunter.conf」ファイル中で、「SHARED_LIB_WHITELIST=”/usr/lib/arm-linux-gnueabihf/libcofi_rpi.so”」して、除外としました。
    simonjhall/copies-and-fills · GitHub」が該当のようで、どうも memcpy, memset を最適化するもののようです。

    2015/07/09 追記
    Debian 8.0 ベースの Raspbian では、raspi-copies-and-fills パッケージのアップデートに伴い、preload されるファイルが /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/libarmmem.so になっている模様です。(追記終わり)

  • SysVinit でプログラムの起動順序を変える
    bind9 と ntpd を導入したところ、ntpd が起動してから bind9 が起動するため、ntp.conf で FQDN で ntp サーバ名を書いていると名前解決できません。
    /etc/insserv/overrides/ntp を以下の内容で作成し、insserv を実行しました。

    ### BEGIN INIT INFO
    # Provides:        ntp
    # Required-Start:  $network $remote_fs $syslog bind9
    # Required-Stop:   $network $remote_fs $syslog bind9
    # Default-Start:   2 3 4 5
    # Default-Stop: 
    # Short-Description: Start NTP daemon
    ### END INIT INFO

と言うわけで、最初からある程度設定されているゆえに、どのように設定されているかがつかみにくかったですが、何とか自分が使用したい用途で使える状態に持って行けました。

また、散々言われているようですが、電源は結構シビアなようです。セルフパワー USB ハブからの給電では、起動できたり出来なかったりでしたが、2A の USB 給電アダプタにしたところ、安定して動作しています。

今回、実際のところ一番苦労をしたのって、ケースを「Raspberry Pi B+ 用ケース (819-3646)」とセットになっているものを購入したのですが、microSD の干渉部分は事前に情報があったのでわかっていたのですが、ケースの個体差か、意外にも USB インタフェース部分でちゃんとバリ取りがされていなかったので、それの処理でしょうか。

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