「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を観てきました

ちゃんと ¥1,800 支払って観てきました。

昨日の金曜ロードショーの Q 冒頭数分版を観て、

Q冒頭数分、巨神兵同時上映。ちょっと悪い予感が・・・。まぁ、でも観てみないことには。

ってツイートしていたのですが、まさにその通りになってしまうとは・・・。

本映画の印象は、「破」からの続きとしては重要な点の説明がはしょられているがゆえに、観ている人が「え ?」と感じてしまい、それであるのに、ストーリーとして間延びをした感じがするので、はっきり言って、この映画に関しては、「序」や「破」を観ていようが観ていまいが、「なんだこれは、よくわからない。」という共通認識が持てると思います。

ストーリーと言うか、やはり説明不足なのが問題です。

すなわち、ミサト達がどうやって「ニア・サードインパクト」を逃れたのかや、ミサト自身が指揮を執る「ヴィレ (Wille)」なる反ネルフ組織の設立経緯が不明な上、突然 14 年後とか言われても、観ている側としては、シンジ同様混乱する感情を共感できます。

別に説明を省略するのは有りだとは思いますが、おそらく物資が不足しているであろう世界なのに、いきなり船が飛んでいたりとかで、今までのエヴァの世界観 (基本エヴァはわけの分からないものだが、それ以外については、比較的常識的な技術である) から飛躍しすぎていて、説明なしに「そういう世界を受け入れろ」と言われても違和感を感じてしまったのが一番大きいのかもしれません。

なんというか、前作までを基本ひっくり返したような世界ですね。

「エヴァに乗れ」が「エヴァに乗るな」になっているし、近しかったミサトは反ネルフ組織「ヴィレ」を率いてるし、その彼女ですら前作「破」のラスト付近でシンジに「自分の願いを叶えるため、行きなさい」とか言っているのに、その割には、やたら今回彼に冷たいし・・・。(まぁ、首輪を発動しなかったのは、内面の葛藤があったからだろうけど)

シンジも、そりゃ前作まであれだけエヴァに乗ることを強要されていた記憶を持っていれば、カヲルの思い込みとは言えまたもうっかりエヴァに乗って「フォース・インパクト」を起こしそうになっても誰も責められないだろうと思いますよ。ああ、カヲルが惨殺されるシーンを目撃した上に、色々な人に責められて、シンジは可哀想だ・・・。

と言うわけでその他感じたことは、

  • 「ヴィレ」のテクノロジーがいくら初号期を動力源としていても謎すぎる。(何故そんなうまくコントロール出来るの ?)
  • トウジの妹が出てきたのはちょっと面白かった。(ちゃんと関西弁だし)
  • 伊吹マヤはやっぱり男性嫌いなんだなぁ。
  • 「ニア・サードインパクト」で地球上が紅く景色の変化に乏しく、何となくこぢんまりとしている様に感じるからか、いまいちな戦闘シーン。
  • その他にもやっぱり変化に乏しい背景。
  • 加えて、別に無くてもよいのではと思われるシーンが多い。
  • ゼーレの老人達は、今の人類より前の知的生命体 ?

と言ったところでしょうか。

次の映画では、空白の14年間を描くわけでもなさそうだし、どうするんだろうか、この映画・・・。

しかし、私はなんだかんだ言ってはいるが、結局は次回のエヴァンゲリオンの映画も観に行ってしまうのだろうなぁ。(正直、さっさ終わらしてくれるとすっきりするのだけれど。)

p.s
『巨神兵東京に現わる 劇場版』は予想に反して面白かったです。こちらをもう少し掘り下げて、いろんなものをこわしまくって、逃げ惑う人々を生々しく描いたら、更に楽しめるのでは無いかと思いました。