劇場版「魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」を観てきました

先週に引き続いて、昨日から公開となっている『劇場版「魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」』を観てきました。

今回の「後編」では TV アニメーション話数では、第 9 話 〜 第 12 話までに相当します。こちらも総集編なので、演出が若干異なるだけで、物語の根幹は TV 版と全く異なりません。

変更点としては、前編と同じく、アフレコされ直していたり、一部動画やカットが修正、または全く差し替わっていました。(ネットでネタにされたような場所は、確実に修正しているようです)

その中でも特に印象的なのは、ほむらがキュゥべえに対して杏子がオクタヴィアからさやかの魂を取り戻すことが出来たのかを尋ねているシーンが、墓場に変更され、より一層キュゥべえの不気味さが際立っていたように思います。

また、ED 前に「コネクト」のオーケストラアレンジ楽曲と共に、魔法少女シルエットに魔女文字で、なにかクレジットらしきものが表記されるエンドロール的なものが追加されていましたが、あれ、その場で読める人はどれだけいたんだろうなぁ。私は対応表がないとダメなので、何と書いてあったのかがとても気になります。

その他については、前後しますが、OP は前編と同じく「ルミナス」。一度観ただけではどんな映像だったかおぼろげだったので、もう一度観られて良かったです。

ED 楽曲は Kalafina 歌う「ひかりふる」。これは TV 版サントラ楽曲「Sagitta luminis」をアレンジして日本語の歌詞がついた曲でした。

で、今回の「後編」ですが、「前編」の時も書いたとおり、今回はそんなに詰め込まれていないため、あまり尺の関係による違和感は感じませんでしたが、やっぱり BGM 変更やその他の演出変更によるそれは感じました。これはもう仕方が無いですね。逆に初見の方だとどういう印象を持つのか聞いてみたいです。

加えて、おそらく映倫的な問題からいくつか表現がかわっているシーンがありました。

まず、杏子やほむらの変身シーンは極力肌露出を控えるように変更されており、また、概念となったまどかとほむらが語り合うシーンも BD 版では全裸ですが、妙なエフェクトがかかっており、おそらく薄い衣装をまとっているような演出に変更となっていました。

別に裸が見たいわけじゃないのですが (大体あんなの全然エロでも何でもない) 、変な規制の影響で演出が変更となったのであれば、それは残念だと思います。

結局のところ、今回の後編部分は、TV 放送においてもまとめて一気に放送された部分が多く、放送当時で質が高く、特に品質が高かった対ワルプルギス戦は BD 版とほぼ同じでした。むしろこの部分を含めて後編に該当する部分をしっかりと観たいのであれば、BD 版の方が良いのではないかと思います。

とは言え、正直にいうと、まどかが魔女化寸前の魔法少女を浄化して (結果彼女らは消えるのですが) 行くシーンと、概念となったまどかとほむらが語り合うシーンは、やはり涙が出そうでした。もう、正直、私も円環の理に導かれたい気分だからかもしれないですが・・・。

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エンドロールの後に予告編がありましたが、気になるのは、次作の『劇場版魔法少女まどか☆マギカ「叛逆の物語」』です。

これは完全新作で 2013年公開とのことで、予告編を見る限り、せっかくまどかが概念にまでなって魔女化しなくても済む世界へと再構成したのに、うっかりほむらが再構成後の世界のキュゥべえに対して魔女の概念を話したばっかりに、魔力を使い果たした (ソウルジェムに穢れが溜まった) 魔法少女が何らかの原因で円環の理に導かれず、再び魔女化するようなった世界が舞台のようです。

これが、ほむらが最後に魔獣と戦っていたシーンの続きなのか、途中なのか、「魔法少女まどか☆マギカ」という作品がきれいに終わっているだけに、どう続けるのか、もしくは割り込むのか、若干心配ではあるのですが、楽しみにするとしましょう。

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なお、今日鑑賞した劇場では、フィルムコマはちゃんともらえました。TV 版で言うところ第 6 話で、さやかが抜け殻、杏子は動揺 (杏子がさやかの抜け殻を持ち上げている) シーンでした。まぁ、まどか、さやか (抜け殻) 、杏子が豆粒ほどではあるが写っているフィルムコマではありますが、妙なシーンじゃなかったことと、もらえただけでも良かったかと思います。

あと、座席指定の映画であるにもかかわらず、私が行った劇場では入場時に列形成がされていたのは驚きでしたし、ちゃんと入場順番を守るまどかファンのマナーの高さを感じました。

これはおそらくフィルムコマの引き替えがあったからと思われます。ちなみに先週の前編の方がスクリーンも大きく、人も多かったのにそんなことはなかったのですが、これは色紙がその時点で在庫切れであったことが、映画館側より事前告知されていたためと思われます。

そういえば、アニメ系のイベントって列形成することが多いので、つい自主的に列を作っちゃったのかもしれませんが、座席指定の映画で列に並んで入場するなんて経験は始めてです。

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まぁ、なんにせよ、今後のまどか関係の出費は、ハノカゲ氏のスピンオフだけなので、一段落ついた感じです。今回の映画は公開館があまりにも少なすぎて、映画の鑑賞料金よりも交通費の方がばかにならない状況だったので、欲を言えば次回の完全新作はもう少しでも良いから、公開館を増やして欲しいと思います。