映画「けいおん!」を観に行ってきた

TV 放送が終わって、1 年以上、BD としての新作映像が発売されたのが今年 3 月、実に長かった。というわけで、表題通り、「映画 けいおん!」を観に行ってきた。

※このエントリーは若干ネタバレを含むので、未見の方はご注意。

お話の内容としては、一見ただの卒業旅行である。ただ普通の卒業旅行と違うところは、在校生である梓がツアープランを組んで、かつ一緒に行くことである。(それもなぜか紬と律 (一応スティックは持って行っていたみたいだが) 以外は、楽器みたいな重たい荷物を持って・・・)

しかし、楽器を持っていったことがきっかけとなったアクシデントで、あれやこれやでロンドンでライブをしてしまう。しかも 2 回、うち片方は野外ステージ !! 。もはや放課後ティータイムは、インターナショナルなバンドではないか。

という風に書くと、なんだかすごい躍動感があるように思うが、そこは「けいおん!」。事件といっても、上記のアクシデントや、「梓、唯を百合的な意味で好きだと勘違いしてしまう事件」、ぐらいしかなく、まったりとして安心して観ていられる。

また、映画と言うこともあって、他にアニメーション作品でこんな動きをした作品があったっけと言うぐらい、とにかく動きがすごかったような気がした。

全編を通じてのメッセージとしては、卒業するメンバーから後輩の梓への愛に溢れていた。ほんとに梓は愛されキャラだなぁ。ま、愛されすぎて、けいおん!! #24 「卒業式!」で梓に贈られた楽曲に関する唯らしいエピソードのせいで、先の梓の勘違いが起こったのだけど。

観終わった印象としては、なんだか郷愁的なものを感じてしまった。「もうあの時は帰ってこない」的な。そういう意味では、なんだか寂しいというか、上手く言葉に出来ないけど、心に突き刺さるような気分にはなった。

あんな充実した高校生活なんてやっぱり現実に送れないし、仮にいまさら戻れたとしても彼女たちみたいな高校生活はやっぱり送れるとは思えない。そもそもこの作品自体フィクションだし、とは言いつつも、実際に修学院近辺や、旧豊郷小学校校舎群を訪問していると、なんだかありそうなお話だなぁ、とは思えるんだよねぇ。

だから、こんな気分になったのかもしれないな。

ところで、家に帰ってから、本作に深く関連するエピソードである、けいおん!!「卒業!」と「計画!」をざっと観てみたのだが、パスポートを取得するエピソードについて、あの時点では何となく取得しただけだったんだ。でも、両エピソードに上手いこと映画を結びつけたなぁ。

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なお、本作はおおよそ 2 時間程度の上映時間になるので、劇場に入る前にまずはお手洗いを済ましておくことを強くおすすめする。

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それはそうと、私の住んでいる地域に近い電鉄会社である近江鉄道と映画館 (ワーナー・マイカル・シネマズ) がタイアップしてスタンプラリーをしている。これは、何回もリピートして映画を観る必要は無く、特定の映画館で「映画 けいおん!」を 1 回鑑賞で 1 スタンプ押印、電鉄会社の近江八幡駅構内のスタンプを 1 押印 (電車を利用しない場合に備えて、「けいおん」公開記念入場券 (140 円) も用意されている ! (上記のリンク先で見ることができる)) で応募はがきをゲットできるという、比較的良心的な企画である。

なお、近江鉄道を利用して豊郷駅で降りれば、私立桜が丘高等学校の建物のモデルとされる、旧豊郷小学校校舎群へ行くことが出来るので、映画の余韻にひたりつつ、校舎見学ができる。

上にも書いたとおり、この作品に関しては、一度、旧豊郷小学校校舎群や、修学院付近を訪れておくと、虚構のお話なのに、まるで本当の出来事のような、なんだか不思議な気分になれると思うので、おすすめだ。