Net: iOS デバイスの IPv6 一時アドレスについて

Twitter のやりとりで教えてもらったのだが、iOS 4.2.1 以下を搭載のデバイスかつ、IPv6 アドレスが端末に当たっている場合、RFC 3041 の IPv6 一時アドレスが有効とならない。

これは、「iOS 4.3 のセキュリティコンテンツについて」の「ネットワーク」の項に出ているとおり、iOS 4.3.3 では一時アドレスが生成されるようになっている。

iOS 4.3.3 を搭載する iPhone 3GS, iPad 2 で確認をしたところ、右図の通り、一時アドレスでのアクセスとなっていた。

これ、何が問題なのかというと、IPv6 アドレスのインタフェース ID は、機器ごと (正確にはインタフェースごと) に固定な MAC アドレスなどをもとに自動生成されるので、RFC 3041 が実装されていない場合は、ネットワーク上から IPv6 アドレスで、デバイスを一意に識別できてしまう可能性がある。

iOS 4.3.3 では、IPv6 一時アドレスが生成され、例えば Web にアクセスした場合などは、この一時アドレスの方が通知されるので、そう言った意味での匿名性が上がるよ、と言うことである。